まだ古家生活ができない理由 その2

最初に考えていたこと

古家暮らしを考え始めたころ、まず考えたのは生計の立て方でした。
Bライフ的な生活にするとしても、やはり初期費用と日々の生活費は若干掛かります。

生活費用の問題を解決する手段について考えたことはまた別の機会に書くとして、探している希望の場所についてだらだら書いてみます。
今から思えば、この時点でさっさとスタートするべきでした。まずやってみる。これはとても大切なことだと思います。色々考えて進めないのは駄目なパターンです。

まずは土地

取得費・又は賃料

購入の場合は100~300万位?(各種税込。地目注意)
賃料は年1~5万程度。固定資産税額確認。
小さな古家付きがベスト(建築確認の問題を回避するため)
100坪程度あればどこでも可(東京への移動が半日で可能なエリア。移動費が低いとより良い)

理想は賃貸だが自由度の問題がある。束縛や遠慮のある状態は極力避けたいと思います。
そういった意味では借地という選択もあるが、家屋(小屋)を自由に建設する権利を奪われる可能性があるので注意が必要。
土地だけの賃借の場合には借地借家法の保護なしのため注意。
自分の好きなようにできる環境が優先だが、移動したくなった場合や土地が不要となった後のことも視野に入れる必要がある※。

※よく土地は資産だと思っている人がいるますが、個人的な見解ではそれは間違いだと考えます。生涯そして子々孫々まで課される固定資産税や都市計画税(都市計画区域内のみ)は、実質的に国からその土地を借りている状況にすぎないし、不要になっても誰か他の人に押し付ける(売る又は譲渡)しない限り抜け出すことのできない蟻地獄的な要素を持っていることは忘れてはならない。資産としたいのであればその土地から必要経費を上回る収入をずっと得る必要があります。

その他の希望

隣接家屋の無い場所が良い

今は郊外といってもロケストや薪風呂使用の煙で苦情が来るようなので、極力近くに家の無い土地が理想的です。
ただ、何らかの収入を得る手段も併設することを考えると、最低限のインフラ(電気と衛生的な水・そして下水又は合併浄化槽)はあった方がいい。特に排水関係は新規敷設の場合費用が高額になるので、既存物を使えるのが理想。
できれば蜂やヤギやニワトリ、そして番犬も飼いたいと思います。

土地だけの場合は都市計画区域外

理想的には都市計画区域外である方がいい。このエリアであれば建築確認義務はかなり軽減されるので小屋建設も視野に入れられる。その代わりインフラは期待できない。
木造の場合は2階建てで延べ床500㎡以内、高さ13m以内、軒の高さが9m以内であれば建築確認不要。

但し、都道府県独自の規制がかけられている可能性もあるので注意が必要。
その他、様々な法律(農地法・森林法・国土法・自然公園法や各種条例・接道)にも注意。

居住費(小屋建設又は古家改造費)

極論を言ってしまえば、(慣れれば)どんなところでも生きていけるような気はするけれど、
それなりに快適な空間を自分の手で造ったり改装したりすることを楽しむ生活がしたいのでそれなりに資金は必要だと思う。
一応200万位を目標にする。

その他必要な物の取得費

最低限の工具は必要。労力と工期を短縮して仕上がりを綺麗にするために必要な物は揃えたいので30万くらいかな?それと、出来ることなら無くても大丈夫だと嬉しいが、場所によっては車は必須となる。

ここまでで必要だと思われる初期費用は約300~600万円程。
決して安くはないけれど、長い目でみれば高くもない金額ではないでしょうか。
安い土地さえ見付けることができれば、もっと少ない金額で実現できそうです。

次は生活費

小屋暮らしをしている人の平均的な初期費用も、恐らくこれ位なんじゃないかと思います。

あとは毎月の生活費について。
書き疲れたので続きはまた後日。

まだ古家生活ができない理由 その1