養蜂ってできるんですね!やってみたいリスト入りです

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「分蜂誘引剤」とは

何気なくネットを見ていると、見慣れない言葉を見付けました
「分蜂誘引剤」?

検索してみると、ニホンミツバチを集めるものらしいです。

何でも、ニホンミツバチはキンリョウヘンという東洋ランの花の香りで集めることができるらしく、
その香りでに大きくなった群れから分かれたミツバチ(分蜂)を集めて、自分の巣箱に誘導⇒巣を作ってもらうという流れになるようです。

このキンリョウヘンを使う手法は昔からあったようですが、
やはり手間が掛かる&結構高いということで誘引剤が開発されたようです。

京都学園大学チームが開発

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この誘引剤は京都学園大学のチームが、キンリョウヘンの成分を分析し、
3-ヒドロキシオクタン酸(3-hydroxyoctanoic acid、3-HOAA)と10-ヒドロキシデセン酸(10-hydroxydecenoic acid、10-HDA)という化学物質(意味不明・・・)が
誘引成分であることを突き止め、その誘引成分を合成して誘引剤を作ることに成功したようです。
京都学園大学HP:ルアーを使ったニホンミツバチの分蜂群捕獲の成果を検証

ニホンミツバチの復興にも寄与するというこの取り組み、
周囲に迷惑を掛けない隠れ家を手に入れた暁には、糖分と栄養を一気に摂取できる養蜂に是非取り組んでみたい!
という事でメモを残します。

人工的な誘引剤を使ってたくさんの巣を作らせることの生態系への影響は考慮しなくてはいけませんが、農薬がミツバチの大量死を引き起こすことが疑われており、ハチを増やす工夫も必要です。養蜂家の方が言われていた、「十数年前は(ハチが)困るほど捕れた」という環境を取り戻していくための、ひとつの有力な手段になるのではないか、という思いを強くしました。
[京都学園大学HPより抜粋]

参考になりそうな書籍メモ