全国の空き家情報集約というニュースについて

全国の空き家情報集約

2016.06.06、こんなニュースがありました。

国土交通省は、地方自治体が持つ空き家の情報を集約し、インターネットで全国の空き家情報を検索できる仕組みを今月中にとりまとめます。これまで、空き家の購入希望者が物件を探すには各地方自治体に問い合わせる必要がありました。全国で空き家の急増が問題となっており、国交省は、空き家の流通を促進させたい考えです。

すでに空き家を集約しているサイト

すでに、北海道では情報の一元化が進んでいて、北海道空き家情報バンクが本格運用を開始しています。
試験運用からチェックしていますが、道内の空き家・空き地情報の掲載も増えてきている模様です。

他にも、民間では空き家活用ポータルが空き家らしい外観情報を集めて、
その物件の一致部情報を販売するビジネスを少し前から開始しています。
ここにも登録してみたところ、先日電話が掛かってきて探している物件の条件や目的予算など色々と質問されました。
希望に合わせて不動産屋からセールス案内があるとのことです。
不動産業者からの情報手数料ビジネスも収益源としていく模様です。

間取り好きとしては、間取り図まで入手できると楽しいんですけどね。

集約の効果は?

日本全国の空き家情報が一元化されることは、
探しやすさや自治体別のHP作製費用の経費節約、そして不動産業者の手数料収益向上には役立つと思います。
もっとも、本格的な情報集約ができてくれば不動産業者なんていらなくなる気もしますけど。

個人的には、毎日の物件チャックが楽になって良い半面、
趣味でやっている自分としては、掘り出し物を探す楽しみは減少するかもしれません。

でも結局・・・

どんなお金持ちでも自分の様な貧乏人でも、体は一つしかありませんから家は1つあれば十分ですよね?
どこかの空き家が埋まれば代わりの空き家が生まれるハズです。

安いなら別荘として持ちたい気もするけれど、
維持費が馬鹿にならないですよね・・・