今日、3月28日のyahooニュースに、「東京・高尾のマンション即日完売」
という朝日新聞デジタルの記事が載っていました。
ミシュラン三つ星の観光地
都心に比べて安価
豊かな自然を満喫
こんな理由で初回販売130戸が即日完売。
マンション販売という商売上は素晴らしいお話なんでしょう。
でも、この大規模開発がミシュラン三つ星の豊かな自然を有する観光地である
この地の風景を破壊することによって出来上がっていくことをどう考えているのだろうか。
(まぁ、駅前は既にそれなりに栄えている地ではあるが)
宅建の学習をしているとき講師から聞いた、
マンションは、売買でバイバイ~!という言葉が忘れられない。
(これは、区分所有の面倒臭さ・維持管理運営の難しさなどの事を述べた言葉で、
周辺環境云々を言った内容ではないが)
売れれば後は知らないという広い視野の無い商売が、
仕方がない側面があることも分かりつつも理解できない。
今後、数々のデベロッパーが高尾の開発に乗り出し(もう始まって)、
どこにでもある、つまらない風景・街並みになるこの地にいつまで星が付くのか疑問であるし、
何よりも自然豊かな地に住みたい人々の求める先がマンションというのも何だか悲しい話だと思ったりもする。
「そこ住む意味」
Bライフや田舎暮らしに興味をもつことによって湧いてきた疑問の答えは、
まだまだ見付かりそうにない。
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画像は高尾山ケーブルカー山頂駅付近ストリートビューより