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ミントで作るモヒートは本物じゃない⁉
そろそろ美味しいモヒートを飲みたい季節。
去年、モヒート作るぞ~て意気揚々スペアミントの苗を購入。
楽しくモヒート作ってゴクゴクやっておりました。
ところが。。。
なんと本物(本場のバーテンダーが使うのは)イエルバ・ブエナ hierba buena(学名Mentha Nemorosa・・・読めん)というハーブらしいことが判明。
激しく動揺しております。
因みにイエルバ・ブエナはスペイン語で、意味は良いハーブとか良い草とかってことらしい。
さらに、ラムもどうやら適当に買ったバカルディ スペリオール シルバーではなく(涙)
本場ものがあるらしい~
やっちまったな~~~
という事で、今年のモヒートシーズン本番前に何とかしようとしています。
本物はどんな味?
じゃあ本物(イエルバ・ブエナ)はどんな味がするの?という事で調べてみると
・スペアミントよりも青々しい清涼感
・マイルドな風味
・野性味
・荒々しい
ん~分かったような分からないような?
百聞は一見に如かず!
飲んでみるしかないですね。
今育てている2種類のミント
一応、去年買ってしまった(比較するためには必要だったと自分を納得させた)ミントもご紹介。
(誤った)王道のスペアミントと、日本のハーブで代用できないかと日本ハッカも育てています。
スペアミント
これはこれで美味いんですよ。
スッキリミントで美味しいモヒートが作れます。
日本ハッカ
こっちはスペアミントと比べるとかなり優しいスッキリ感。
潰すと、少し青々しい感じもあります。
これで作っても結構美味しいモヒートが作れますよ。
ミントは交配してしまうらしい
そうそう。ミント栽培の際に花を咲かせてしまうと、
ミントが多種交配して、出来た種子が生育したミントは香が弱くなるそうですので、
(最後は香りがしない繁殖力が旺盛な雑草がはびこるだけらしいので怖い)
花が咲く前にどんどん摘んでしまいましょう。
花さえ咲かなければ混じった「種」ができることはないので交雑を予防できます。
本物のモヒート用イエルバ・ブエナで作るべし
もうとりあえずイエルバ・ブエナを買うしかありません。
これ買います!単体だと送料が利くなぁ・・・
届くまでもうしばらくお待ちください~
届いたら実食やります。
その間に、もう一つ大切なものを。
そう!ラムです。
じゃあ本物のモヒート用ラムは?
この後の作り方にも書きますが、ラムはハバナクラブにするべきらしい。
ただ詳しく調べていくと、どうやらこの名称にもごたごたがあるらしい。
「ここ数十年、ラム酒の製造販売を手掛けるバカルディ(Bacardi)とペルノ・リカール(Pernod Ricard)は、どちらの商品が真の「キューバン・ラム」なのかを争っている。」というのだ・・・
これだけならまだしも、どうやらどちらも昔と味が違うらしい・・・
「しかしバレル氏は、2社のハバナクラブのいずれも、これまでにテイスティングして比較したカストロ時代より前のハバナクラブとは違うと指摘。同氏は、キューバ由来を争うこの闘いは、第三者の視点から見ると「マーケティングの一環だ」と語った。」
お手上げです。
この記事を詳しく読みたい方にこの記事ページのリンク→
まぁそんなことを言っていてもしょうがないので、
取り合えずハバナクラブを買います。
↓こっちじゃないですよ~(これで作っても普通にうまいけど)
↓こっち
なぜか、Amazonでは売ってないみたい。
和解したとはいえ、アメリカ企業とキューバにはまだ何かあるんですかね?
【あす楽】 ハバナクラブ 3年 40度 700ml 正規
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美味しいモヒートの作り方
さて材料がそろったところで、どうやって作るべきか。
さらに調べると、ヘミングウェイが通ったハバナのバー「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」のレシピを発見。
もうこれの通りに作るしかない!従います!!
円筒状グラスにグラニュー糖を小さじ2杯、絞ったライムのジュース半個分(実際は1個分)、ミント2枝分、冷たい炭酸水90mlを加えて、ミントをつぶし、さらにラム酒(「ハバナ・クラブ」ホワイトラム3年熟成い)40~50ml、氷4個を加えて、マドラーでよくかき混ぜる。
多分出所は同じだと思うレシピなのに、ちょっと内容が違うのも発見。。。
伝言ゲーム中に変わってしまったのかな?
ラム45ml、ライムジュース(2分の1個分)、ソーダ、砂糖1tsp、そして、枝の少し付いたフレッシュ・ミント4~5本をすり潰したのもの。クラッシュド・アイスを詰めたロング・グラスで飲むのが一番
両方やってみるしかないかな~ミント量が倍違う。
そもそも本場はかなりざっくりした作り方らしい。。。
ついでに見つけたこれも買います。
これまでバースプーンでミントを潰してましたが、やっぱりうまくいかない。
安いのを見つけたので、試してみます。
海外(中国?)から直送みたいなので、いつ届くかは不明です。
結論~本物モヒートのお味は?~
実飲は後日!
材料揃ったら追記します~
新しい鉢を置く場所何とかしないとな~
超狭小プランター農園はもう置く場所無いから・・・上に積むしかない(笑)
イエルバブエナのモヒート実飲!
今日は暑い!モヒート日和到来✨
イエルバブエナ(モヒートミントともいうらしい)のモヒートと、比較用にスペアミントのモヒートも作ることにしました。
材料揃えて準備完了!
作ってさっそく一口。
うまい!
収穫できた葉っぱの数が少し少ないというのもあるかもしれませんが、
かなり上品なミント感。ラムが3年物なので、ラム自体の主張もあってこれまで飲んでいたものとはかなり違う大人のお味です。
これだけだと違いが明確化されないので、
同じレシピでスペアミントのモヒートも作ってみます。
・・・ロングのグラスが1個しかない
仕方ないので、同じサイズのグラスがそろうもので再度作ることに。
スペアミントは育ちすぎて大き目の葉っぱしかなかったので、枚数を減らして比較用のバランスを調整しました。
実飲!
ほぉ~~~全然違う!
どっちも美味い!
・スペアミントのモヒート
とにかく爽やか。
清涼感が欲しい時は、こっちのほうがスッキリします。
ゴクゴク飲んで次に行く!っていう通過点の一杯。
若さを感じる
・イエルバブエナのモヒート
上品な大人のモヒート。
事前リサーチであったような、野性味とか荒々しいといった印象はありませんでした。
夕暮れにゆっくり飲みたいイメージ。
スペアミントのミント感が強すぎるという場合には俄然こっちがおすすめ。
力強い爽快感が欲しいならスペアミントですかね~
今回比較していませんが、日本ハッカのモヒートに少し近いかも。
(日本ハッカはもう少し草っぽくて静かなミント感)
また成長してきたら飲もうっと!
夏にモヒートは最高ですよね~
次は何のお酒に調整んしようかな~
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