怖すぎる民泊物件の話

それはある戸建て物件の話

先日も仕事で民泊物件に入る機会がありました。

物件は一軒家。
現地に着いてみると、再建築不可の10坪程度の物件を民泊仕様にリノベーションしたものでした。

1階は台所+1部屋、2階は3部屋。

部屋は細切れに、3畳ほどの空間に2段ベッドを入れ、
6畳ほどの部屋には歩く隙間もないほどに、ベッドをぎっしり詰め込んである。

収納は不要なのでトイレとシャワーブースに改造してあって、
トイレ3か所とシャワーブース2か所の、スペック上は立派な収益物件になっていました。

清潔感の無い「綺麗な」部屋

室内に入ってまず気になったのは「綺麗なのに清潔感」がないということ。
一度綺麗にセッティングしました!でもその後は知りません。。。という感じで、ホコリは蓄積し、洗面台には謎のゴミと前髪切った?的な髪の毛が散乱・・・

お客の予約が入ったら掃除するのかな?みたいな、
金にならないなら掃除とか手間は掛けたくないです~っていう感じで、
なんと言うか「愛情を感じない家」なんですね。

それはこれまでに見た民泊物件も同じでした。

要するに、通常の賃貸よりも利回りがいい?からやります的な、
楽して儲けたいタイプの民泊投資物件。

そこに泊まる価値っていうか、
コンセプトってことを考えないとこうなるのかもしれません。

まぁそんなことを自分が言ったって戯言です。
当面は結構儲かるのかもしれませんし、それで運用中に売却できれば利益確定ですから。

恐怖はここから

1~2時間程で仕事を終えて物件を後にしました。

帰宅して一息つくと。ちょっとした違和感が。

「足の裏あたりがむくんでる?」
「足首あたりがやたらとかゆい」

まぁ
虫刺されかな?と気にせず夕方まで作業。

作業後、汗もかいたのでシャワーを浴びることに。
ふと腕の内側を見ると、少し赤い感じがします。

夕食前に改めて確認すると・・・
「赤い発疹がビッシリ!!」
「体の他の箇所にも発疹」
「手足はむくんでいる」
「手足は少しピリピリする」

↓ちょっと分かりにくいけどこんな感じ

原因を色々考えた結果、
・・・もしかしてこれがシックハウス症候群とか化学物質過敏症とかいうやつか?

そう考えると、あの物件には思い当たる節がたくさん・・・

まず、大規模なリノベーション工事をして日が浅い。
換気や掃除を日々行って管理をしている気配がない。
締め切った室内で換気をする機能がどこにも付いていない。
その用途から考えると、健康に配慮した高価な資材・素材を使って工事をしたとはとても考えられない。

現在の建築では、24時間換気できる装置が必須だったと記憶しています。
そうしないと健康被害が発生しますから。

それが無いという事は・・・相当な濃度で科学物質が滞留していたに違いありません(涙)
たった1~2時間の滞在でこの状態ですから、一晩居たらと思うと寒気がします。

様々な基準のあるホテルなどとは違う世界の恐怖を体験してしまうなんて・・・
住んでる家と違って、日々の換気もない恐怖の空間・・・

あ。でも医学的な裏付けを取っていないので、あくまでも仮説です|

因みにこれ、二日前の話。
まだ改善どころか若干悪化している気さえします。

困った…
どうしたらいいのだろうか??

経過はまた書きます

その後の話~デトックス~